アキレス腱はご存じのとおり、かかとの上部後面に付着しており、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)の筋力をかかとに伝える役割があり、多くのスポーツ競技で負担が集中するところです。
アキレス腱炎はよくオーバーユース症候群と呼ばれ、いわゆる使い過ぎによって発症する疾患でもあります。
よりアキレス腱炎を起こしやすい動きとしては、マラソンやランニングで長時間、足首の曲げ伸ばしを繰り返したり、バスケやサッカーに多い、走っていて急激な動作の切り替えやジャンプの踏み込みや着地などが挙げられます。
症状は運動時の痛みはもちろん、圧痛や腫れ、アキレス腱がギシギシきしむ音がしたり、アキレス腱を伸ばしたり坂道を登ると痛みが増します。
アキレス腱炎の本当の原因は足の裏にあると北浦和の整体では考えています。実は偏平足がアキレス腱の緊張を高めているのです。
使い過ぎが原因なら両方のアキレス腱に炎症が起こるはずです。もちろん両方のアキレス腱が同時に炎症を起こすこともありますが、ほとんどが最初は片方のみの場合が多く、その痛みをかばっているうちに反対側も痛みが出るパターンが多いです。これを踏まえると、本当の原因は別のところにあると考えるのが自然です。
北浦和のスポーツ整体に来られるアキレス腱炎のクライアントの中で多くの人に共通するポイントは偏平足です。本来、土踏まずは衝撃を吸収するためや体のバランスを取るためにアーチ状の構造になっていますが、日常の姿勢や体の使い方によってアーチが崩れたものを偏平足と言います。
偏平足は、かかとにあるべき重心がつま先に移動します。つま先に体重がかかることで腓腹筋やヒラメ筋は伸張され、アキレス腱にテンションが常にかかった状態になります。この状態のまま、歩く、走る、跳ぶなどにより、足関節の曲げ伸ばしが繰り返されることで炎症が起こってきます。
ということで、アキレス腱炎の根本的な原因はオーバーユースでなく、体の構造に問題が起きて、体のバランスを保とうと体が無理をしてその代償がアキレス腱にかかり炎症が起きたと考えます。
アキレス腱炎の根本的な原因が体の構造にあるので痛いところにアプローチしたり、安静にして一時的に炎症が治まったとしても、根本的な原因が改善されない限り同じことの繰り返しになります。
北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。
北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。
コメント