からだ/健康

北浦和のスポーツ整体。運動とメンタルヘルス。

運動後に、気分がスッキリしたり、前向きな気持ちになった経験は誰でもあると思います。運動がメンタルヘルスに与える効果は、研究でも明らかになっています。今回は、運動とメンタルヘルスの関係性について。

アメリカのプリンストン大学研究チームの動物実験では、運動をすることで脳のストレスへの反応が弱まり、不安を感じにくくなるということが明らかになりました。また、ハーバード大学の研究によると身体活動の多い人や運動を頻繁にする人は、うつ病の罹患率が20~30%低いことが報告されています。運動習慣が身についていると、ストレスによって憂鬱な気分になることや、過度なストレスホルモンの分泌を抑えることで、うつ病を予防する効果があるようです。

運動をすることによって、様々な良い影響が現れます。運動をすることで、交感神経が優位である時間が長くなり、ポジティブになりやすいということが分かっています。また、軽い運動でも、ストレスを解消させるためのホルモンが分泌されるのです。そのホルモンが、心を安定化させる働きをもつセロトニンやエンドルフィンと言われる物質です。

セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転を良くして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせるカギとなる脳内物質です。特に、ストレスに対して効能があり、自らの体内で自然に生成されるもので、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。

エンドルフィンとは、痛みの緩和、免疫力向上やリラックス効果など、気分を良くするホルモンであり、その分泌量が減ると、代わりにノルアドレナリンという興奮ホルモンの分泌量が増え、常に不安や興奮を感じるようになります。

運動はストレスを解消するだけでなく、ストレスに強い心身をつくる意味でも効果的であり、日常的に運動を続けることで、セロトニンやエンドルフィンが安定的に供給され、ストレスや疲労解消に効果を発揮します。

そして、運動をすると当然疲労します。その疲労感こそが、身体が睡眠を求めるサインであり、睡眠の質の向上につながるのです。すなわち、運動をすることで安眠でき、疲労回復やストレス解消効果が得られます。

しかし、ベッドに入ってから考え事をしていると、寝つきが悪くなり、睡眠中も脳は考え続けてしまうことがあります。そのため、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めてしまったり、起床時にスッキリしないという状況が起こることもあります。運動不足が不眠症につながる一つの要因になることもあります。運動には、ホルモンの分泌によって健康維持や健康増進をさせる働きがあるので、適度な運動は大切です。

普段あまり運動をする機会がないという方は、ウォーキングやゆっくりとした短距離のジョギングなどから始めると良いでしょう。有酸素運動によってセロトニンの分泌を活性化できることも分かっています。セロトニンが活性化することで、心が落ち着いたり、前向きな気持ちになる効果があります。また、継続的に運動を行なうことにより、満足感や達成感も感じられるようになり、自分を肯定的にとらえられるようになります。

北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。

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