ヒトが運動しているとき、脳には何が起こっているのでしょうか。
人間はまず運動を始めると、脳が運動自体をストレスと認識します。血流、心拍数、血圧、心臓の負荷が増えるにつれ、脳はこの現象を本能的に逃げるか、闘うか?を判断します。これは狩猟時代からの人間としての生命本能であるのです。
しかし、このストレスから身を守るためにあるタンパク質を分泌します。それが ”BDNF(脳由来神経栄養因子)” と呼ばれるものです。
BDNFは大脳皮質や海馬から合成されるタンパク質で、主な役割は以下のとおりと言われています。
1. 脳細胞の保護(白血球と似ている)
2. 脳細胞の成長(老化を遅らせる)
3. 脳細胞との連結強化(学習、認識機能の向上)
すべて魅力的ですが、特に大事なのは3つめの ”脳細胞との連結強化” です。
”抗うつ剤には運動がベスト” とも言われるほど、運動することで人間の性格は変化が起きてしまうくらいですから、やはり人間は運動をしないといけないのです。そして、その運動は幼少期から行なうことで将来の肥満防止や、認知力の向上、学力向上の効果が見込めるようになります。
アスリートのトップ選手は ”昔から体を動かす=運動習慣があった” ということは紛れもない事実で、大企業に勤める役員や、国立大学に通っている学生たちも幼少期の頃には様々な運動を行なっていたという話も有名です。
幼少期の頃から運動経験させることでBDNFが活性化され、子供たちのその先の人生にもかなり大きく影響を及ぼしそうです。自ら考え、自ら行動し、自らフィードバックを行なえる。そんな子供たちが増えてくることで日本の学力、そして社会貢献度は高まるのではないでしょうか。
世界で活躍するアスリートだけでなく、大手企業に勤めて結果を残すエリートビジネスマンはジャンルは違っても出している結果は同じであると言えます。
北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。
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