人体は小宇宙と言われるように、まさに宇宙に匹敵するような見事なシステムで作られ、生命を維持しています。たった1個の受精卵が、遺伝子に書かれた情報に忠実に従って細胞分裂を繰り返し、ひとりの人間になるのですから。
これだけでも神秘としか言いようがありません。人体には、ほかにもさまざまな神秘や謎がありますが、医学の進歩のよって少しずつ解明されてきています。人体の精緻なメカニズムの1つとして、”ネクローシス” と ”アポトーシス” という細胞の2つの死に方があります。今日はネクローシスについてご紹介します。
・細胞が傷ついて死んでいく ”ネクローシス” という細胞死
ネクローシスは細胞が傷ついて死んでいくものです。”壊死” という言葉のほうがわかりやすいかもしれません。
ケガなど…転んで膝を擦りむいたとします。このとき、膝の皮膚を作っている細胞はアスファルトに打ち付けられ、こすられ、傷ついて死んでいきます。細胞からすれば、突然の死を迎えるわけですから、死の準備はまったくできていません。稼働中の工場が破壊されるようなものです。
さまざまな廃棄物や有毒な物質を周囲にまき散らしながら、工場は崩れていくのです。ネクローシスはそういうイメージです。
つまり、ネクローシスした細胞は、周りに老廃物や細胞内で生産しているさまざまな物質をまき散らしながら最期を迎えます。まき散らした物質は、周囲の細胞にもダメージを与えます。それが原因となって炎症が起きるのです。本来ならまだ寿命でないのに、何らかの外的・内的要因によって死を迎えなければならないわけですから、ネクローシスでの細胞死は、多くの場合、苦痛を伴います。
老化の原因である活性酸素をつくらずに、生命活動エネルギーを得る画期的な方法が ”プラズマ療法” です。北浦和のスポーツ整体では、今年4月に ”プラズマパルサー” を導入し、”プラズマサロン” の開設を予定しています。
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