オスグッド・シュラッター病は、ランニング、ジャンプ、キック動作の多いスポーツで発生しやすく、特に成長期の膝痛の原因として多いスポーツ障害です。大腿四頭筋の柔軟性が低下した状態での運動負荷によって、膝蓋腱のけん引力により腱が付着する脛骨粗面で骨端線(成長線)の微小な剥離を起こすことで痛みを生じます。
オスグッドは、太ももの前側にある大腿四頭筋が、膝の屈伸運動の繰り返しによって膝に負担をかけることで痛みが生じてきます。
この大腿四頭筋は骨盤から股関節、膝を通り脛骨粗面という膝の下にボコッと出っ張った部分に付着する筋肉です。ボールを蹴ったり、ジャンプやダッシュなどの動きで大腿四頭筋の張力が膝に繰り返しかかることにより筋肉の付着部に炎症が起こります。
成長期の骨は軟骨で形成されていて脛骨粗面に炎症が起きやすく、場合によっては剥離骨折を起こし激痛が起こります。
姿勢が崩れて太ももに力が入り、オスグッドの部分、膝の下が痛むし、足首の可動範囲が少なくて脹脛の筋緊張が強くなり、バランスが崩れて太ももに力が入り膝の下が痛む。ジャンプの着地で太ももに力が入り、筋緊張が強くなった結果、膝の下に痛みが出る。
オスグッドという症状は、いろいろな状態からオスグッドが起きて、オスグッドになる原因は人それぞれ違うからだと北浦和の整体では考えています。巷で言われるオスグッドの痛んでいるところと、痛みが出る原因は人それぞれなので、痛い部分を治療しても、痛みは取れるのですが、また再発してしまいます。
オスグッドの本当の原因は骨膜の炎症による筋膜の緊張にあると北浦和の整体では考えています。膝関節・股関節・足関節のバランスが崩れて脛骨粗面部のストレスが影響してくるのです。骨が出るオスグッドになるのは、脛骨粗面部に大腿四頭筋や薄筋の筋膜、大腿筋膜張筋の筋膜、いろいろな筋膜が集約して、疲労が蓄積したりすると、骨と筋膜の間質液との内圧が高まってくるから。
他にも… ・足元が不安定になっている ・体のバランスが崩れて股関節の動きが悪くなっている ・股関節の動きが悪いので太ももの筋肉が硬くなっている ・生活習慣の乱れが筋肉の緊張を強くしている なども原因として挙げられます。
酷使された筋肉は緊張が強くなり筋肉の太さが太くなり、筋肉の表面の筋膜がストレスを感じて柔軟性を失います。筋膜が柔軟性を失うと、人が小さいサイズの服を着ると、動きにくくなるように筋肉の動きも悪くなります。
使うべき筋肉(体の芯の強い筋肉)には、正しく動くように適切な刺激を与えて脳に記憶させ、筋肉を脱力させて本来の筋肉が弛む、収縮する能力を高めるために脱力して動けるように施術を行なうことが大切です。
また、北浦和のスポーツ整体ではテーピングを使って関節が正しく動くように矯正して改善を図ることも行ないます。
北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、受傷後スポーツ復帰を目指している方にも、適切な施術、ボディケアを行なっていきます。
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