スポーツ障害/外傷

北浦和のスポーツ整体。偏平足。

足底筋膜は、指5本からかかと1点に繊維組織がつながって、アーチを描いています。このため人間の足は、土踏まずのところが凹んでいるのが通常です。

しかし、この土踏まずがつぶれてしまっている状態が ”偏平足”。

座っている時にはきちんと土踏まずがあっても、立つなど足に体重をかけると偏平足になってしまうという人もいます。このように偏平足の人は、土踏まずを形成するアーチが低下しているため、歩行、ランニング時に衝撃を吸収しきれなくなり、足底筋に痛みが発症すると言われています。

かかとからつま先の間に弦のように張っている足底筋膜は、衝撃をやわらげるはたらきを持っています。この足底筋膜に大きな負担がかかると、偏平足になり、そこから痛みをともなう足底筋膜炎が発症する恐れがあります。

偏平足・足底筋膜炎になる主な原因は、激しい運動です。ランニングなどで多くの負荷がかかることで、かかと付近の足底筋膜が損傷してしまうのです。このため、足底筋膜炎は若い男性アスリートに多くみられる症状ですが、実は激しい運動をしていなくても足底筋膜炎になる危険性があります。

それは、筋力の低下や体重の増加。こういった要素も足に負担がかかる原因となるため、足底筋膜炎は高齢者や中高年も注意が必要な問題です。

偏平足・足底筋膜炎は、適切な処置をしないとシンスプリントを引き起こすリスクが高まり、膝の内側や股関節、腰にも負担をかけてしまいます。体のバランスも崩れることもあります。特に足を使うスポーツに限らず、腕を使うスポーツにも影響を与えてしまうのです。トラック競技やゴルフなどでは踏ん張る力や踏み切る力が効かないなど、影響を及ぼすことも考えられます。

足底筋膜炎・偏平足はアスリートのパフォーマンスを低下させる一つの要因です。予防法はアスファルトの上を長時間、走らないとか、シューズ選びからインソールによる除圧などいろいろです。

セルフケアとしては、まず安静とアイス・ヒートメソッドをおススメします。15分冷やして10分温める(足浴がベスト) これを数回、繰り返します。足の裏がジンジンとしながら、急激に温まる感覚が心地よいはずです。これをするだけで、足の疲れが少し楽になります。

偏平足は、足底筋膜炎に負荷がかかりやすい形状になっています。そこで偏平足の人は、土踏まずを高くするようなインソールを使用すると、足底筋膜炎の痛みやストレスが緩和される場合があります。

インソールの選び方は、負荷を分散させられる厚いものや、かかとが内側に倒れないよう、かかとの内側が高くなっているものを選ぶのがポイント。自分の足にフィットするインソールをシューズに入れれば、それだけでぐっと歩行が楽になります。

軽度の足底筋膜炎なら、継続して足底筋膜への負担を軽減することでそのまま回復することもあります。また、テーピングも足底筋膜炎のストレスを軽減するのに有効です。

北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。

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