からだ/健康

北浦和のスポーツ整体。筋肉痛とは。

がんばって運動した翌日、筋肉痛になった経験はありませんか。筋肉痛とは、不慣れな運動や激しい運動で傷ついた ”筋線維” が回復過程で炎症を起こしている状態です。痛みを早く緩和させるには、患部を温めたり、軽い運動を行なって血行を良くすることが大事です。予防には、運動前後のウォーミングアップやクールダウンが必要です。

筋肉痛になるメカニズムは肩こりとよく似ています。筋肉には、骨のついている ”骨格筋”、心臓を動かす ”心筋”、内臓や血管を形づくる ”内臓筋” の3種類があります。このうち、筋肉痛が起こるのは ”骨格筋” で、その数は400種類以上にのぼります。

筋肉痛には以下の2つがあります。

即発性筋肉痛…運動した直後、早ければ運動中から起こる筋肉痛。これは、筋肉が酸素欠乏に陥ることによって、痛み物質(プラジキニンやアデノシンなど)が蓄積することが原因と言われています。

遅発性筋肉痛…一般的な筋肉痛。運動してから数時間~数日後に起こるもの。遅発性筋肉痛が起こる原因は、いくつかの節がありますが、これまでは ”乳酸” を原因とする説が一般的でした。しかし、最近では、血液中の乳酸値は運動後すぐに低下することがわかり、乳酸を原因とする説との矛盾が指摘されています。現在の有力な説としては、損傷した筋線維を修復する過程で炎症の痛みが発生したり、筋肉で生成された痛み物質によって、痛み刺激を感じ取る神経そのものが過敏になってしまうためだと考えられています。

”年を取ると筋肉痛が遅く出る” とよく言われますが、真偽は定かではありません。最近では ”同じ運動をした後の筋肉痛の出方に、年齢による時間差は見られない” という報告もあります。

なぜ、”年を取ると筋肉痛が遅く出る” と感じる人が多いのでしょうか。年をとると一般に運動不足になりやすく、若いときには何ともなかった程度の運動でも筋肉痛になること、運動の種類も年とともに変わること、血流の循環機能が低下することなどが関係しているのではないかと考えられています。

運動中、筋肉は縮む動き(収縮)と、緩む動き(弛緩)を繰り返しています。重いものを持ち上げる時や階段を昇る時などは、筋肉が縮みながら力を出しています。これを ”短縮性運動” と言います。反対に重いものを下ろす時や階段を降るときなどは、筋肉が緩んで伸びながら力を出しています。これを ”伸張性運動” と言います。

筋肉痛が生じやすいのは、伸張性運動の時です。縮んでいる筋肉を伸ばす時に何らかの ”負荷” がかかると、筋肉痛が起こりやすくなります。負荷となるのは、例えばマラソンや階段の昇り降りでは ”体重”、ダンベルの上げ下げ運動では ”ダンベルの重さ” になります。

北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。

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