生活/環境

北浦和のスポーツ整体。適応障害という病気。

適応障害は、ある特定の状況や出来事(転勤、配転、新しい人間関係など)が、その人にとっての主観的な苦悩(とても辛く耐えがたい感じ)を生み、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。

例えば憂鬱な気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。

ICD-10(国際疾病分類)では、「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義され、ストレスとは「重大な生活上の変化やストレスに満ちた生活上の出来事」です。

ストレス因は、個人レベルから災害など地域社会を巻き込むようなレベルまで様々です。また、ある人はストレスに感じることがほかの人はそうでなかったりと、個人のストレスに対する感じ方や耐性も大きな影響を及ぼします。

つまり適応障害とは、ある生活の変化や出来事がその人にとって重大で、普段の生活が送れないほど抑うつ気分、不安や心配が強く、それが明らかに正常の範囲を逸脱している状態と言えます。

ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。

抑うつ気分、不安、怒り、焦りや緊張などの情動面の症状や、行動面では、行き過ぎた飲酒や暴食、無断欠席、無謀な運転やけんかなどの攻撃的な行動がみられることもあります。不安が強く緊張が高まると、体の症状としてどきどきしたり、汗をかいたり、めまいなどの症状がみられることもあります。

適応障害ではストレス因から離れると症状が改善することが多くみられます。例えば仕事上の問題がストレス因となっている場合、勤務する日は憂鬱で不安も強く、緊張して手が震えたり、めまいがしたり、汗をかいたりするかもしれませんが、休みの日には憂鬱気分も少し楽になったり、趣味を楽しむことができる場合もあります。

しかし、うつ病となるとそうはいかないことがあります。環境が変わっても気分は晴れず、持続的に憂鬱気分、興味・関心の喪失や食欲が低下したり、不眠などが2週間以上続く場合は、うつ病と診断される可能性が高いでしょう。

ストレスが原因で体の調子が悪くなり、痛みが出たり痺れを発症することもあります。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、精神面でのアドバイスも行なっていきます。

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