からだ/健康

北浦和のスポーツ整体。アスリートの貧血。

アスリートの貧血では、「最近、練習がつらい」 「練習についていけない」 また、長距離を走っているようなアスリートだと 「走り始めてすぐ息が上がってしまう」 という症状があることがあります。

「最近なんとなく調子が悪い」 というような漠然とした症状でその原因を調べてみたら実は貧血だったということもよくあります。本人に自覚症状がなくても貧血が発見されることもしばしばあります。

ヘモグロビンが低下した状態を貧血と言いますが、そのヘモグロビンの構成要素が鉄とタンパク質なので、その構成成分の鉄が不足するとヘモグロビンがあまりできなくなり、貧血になります。ヘモグロビンは、鉄とタンパク質で構成されているので、タンパク質が慢性的に不足した状態でトレーニングを続けていると、鉄は足りていても貧血になることがあります。

アスリートは筋肉をつくるためにウェイトトレーニングなどを行なっており、筋細胞が一度破壊されてまた合成されるということを繰り返していますが、そのタンパク質の合成の際に血液中のタンパク質がたくさん使われてしまい、ヘモグロビンをつくるほうに用いられるタンパク質が相対的に少なくなってしまうのではないかと推察されます。

しかし、鉄が不足して貧血になることが最も多いので、基本的には治療するとなるとほとんどの場合は鉄剤の投与になります。

鉄欠乏性貧血の場合、鉄剤を投与し始めて1カ月後にはへモグロビンはほぼ正常になっている人が多いですが、その状態で治ったと思って鉄剤を止めてトレーニングをしていると、すぐにまた鉄欠乏の状態になってしまうということが往々にしてあります。通常は3カ月くらい続けて鉄剤を毎日飲んだほうがよいとされています。

鉄は身体に貯蔵されていますが、貧血になるということは多くの場合、その貯蔵されている鉄も不足しています。そこで鉄を十分身体に貯蔵させておいて、鉄剤を止めるということができればまたすぐに貧血になることは予防できます。

しかし、身体に蓄えられている鉄が不足している状態で、血液中の鉄だけ増えた時点で鉄剤を止めてしまうと、おそらくまた貧血になります。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。

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