なぜ貧血になったのか、なぜ鉄が不足して貧血になったのか。食事からの鉄の摂取が不十分だったり、何か原因があるはずなので、その原因を突き止めて改善しないと、また貧血になることは往々にしてあります。
鉄剤は人によっては体質的に合わないこともあります。便秘になったり、飲むと気持ちが悪くなるので続けられないという人もいます。鉄剤も何種類かあるので、自分に合うものを選んだほうがいいでしょう。また、飲むタイミングについても選択肢があります。大まかには、1日1回の薬と2回の薬があり、1日1回、朝飲んだときはダメだけれど夕食後くらいに飲むと大丈夫など。飲み方を工夫したり、薬の種類を変えてみたりということはやってみたほうがいいかもしれません。
足の裏に衝撃を受けることで赤血球が破壊されるということが実際に生じていることが言われています。昔から戦争の時、兵隊さんが長時間歩き、そういう人で貧血が多いということから、そういうことがあるということが研究されてきました。
アスリートでもマラソンの選手などは繰り返し足底部で衝撃を受けることで赤血球を破壊され、貧血になるのではないかと考えられています。
それ以外にも、水泳の選手で貧血になる人がいます。調べてみると溶血といって赤血球が壊れていることが原因になっているようです。水泳では足底に衝撃があって赤血球が破壊されているわけではないはずです。研究の結果では、足底の衝撃のほかにも、激しい運動によってによって血液が酸性になり、赤血球が破壊されるというメカニズムが考えられています。
このほか、激しい運動をした場合にも毛細血管が細くなり、赤血球がその狭くなったところを通るときに壊されるのではないかという説もあります。
自分のスポーツは衝撃がないからと安心とも言えないということになります。もちろん衝撃がないに越したことはありません。現在マラソン選手だと厚底のシューズが流行っています。クッション性の高い底の厚めのシューズで練習するようにするとか、アスファルトよりは芝生で練習できるのであればそうする、というようなことは予防策として考えられます。
昔から女性のほうに貧血が多いと言われています。アスリート以外の一般の人たちもそうですが、アスリートでも女性のほうが少し多いという事実があります。しかし、結構男性でも貧血になっており、どちらかというとちょっと女性が多い、という感じになっているようです。
北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。
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