プラズマサロン

北浦和のスポーツ整体。アポトーシス。

人体は小宇宙と言われるように、まさに宇宙に匹敵するような見事なシステムで作られ、生命を維持しています。たった1個の受精卵が、遺伝子に書かれた情報に忠実に従って細胞分裂を繰り返し、ひとりの人間になるのですから。

これだけでも神秘としか言いようがありません。人体には、ほかにもさまざまな神秘や謎がありますが、医学の進歩のよって少しずつ解明されてきています。人体の精緻なメカニズムの1つとして、”ネクローシス” と ”アポトーシス” という細胞の2つの死に方があります。今日はアポトーシスについてご紹介します。

・生命を維持するための自発的な ”アポトーシス” という細胞死

アポトーシスは、”自発的な死” とか ”プログラムされた死” と言われるように、細胞自身が持つ死のプログラムを活性化させて細胞死に至ります。

発育過程…受精卵が細胞分裂して内臓や骨、神経などを作りながら、人間の個体はできていきます。そのとき、アポトーシスはとても大切な働きをしています。例えば、手の指はどうやってできるのでしょうか?手のひらがあって、そこからニョキニョキと指が生えてくるというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。ところが、実はそうではないのです。まず、しゃもじのような平たい形が作られます。そして、指と指の間に当たる部分の細胞が自発的に消えていくことで、指が出現するのです。指と指の間の細胞は、遺伝子によって決められたプログラムに従ってアポトーシスにより姿を消します。

オタマジャクシの尻尾もアポトーシスの例としてよく紹介されます。オタマジャクシは泳ぐために尻尾が必要ですが、カエルになったら、もう尻尾は不要です。そこである時期になると、尻尾がとれるようにプログラムされています。そのプログラムに従って、どのオタマジャクシもある時期がくると、必ず尻尾がとれてカエルへと成長していくのです。

テストに不合格の免疫細胞や古くなった細胞、異常な細胞…また、アポトーシスは優秀な免疫細胞を作るうえでもとても重要な役割を果たします。免疫というのは、自己(自分)と非自己(自分以外)を見分けて、自分以外のものは排除するという機能です。もし、免疫の機能に変調をきたして、自分自身を攻撃するようなことになると大変です。

免疫が自分を攻撃することで起こる病気もあります。関節リウマチや膠原病といった自己免疫疾患がこれに相当しますが、どれも難病です。そうなっては困るので、免疫細胞は成長していく過程でテストを受けなければなりません。自分自身であるという印を見せられ、そこで反応するかどうかをチェックされるのです。そして、反応した免疫細胞はアポトーシスによって死んでいきます。

他にも機能に異常をきたした細胞、古くなった細胞やウィルスに感染した細胞などがアポトーシスによって死に至ります。

もう1つ、よく紹介されるのが、落ち葉です。秋になると、広葉樹の葉は黄色や赤など色とりどりに変わっていき、紅葉した葉っぱはやがて枝から離れ、落ち葉となって地面に散っていきます。これは葉っぱの死と言ってもいいでしょう。古い葉っぱが落ちることで、新しい葉が出てきて樹全体の生命を維持しているのです。つまり葉っぱが落ちるのも、プログラムされた死であるアポトーシスと言えます。

老化の原因である活性酸素をつくらずに、生命活動エネルギーを得る画期的な方法が ”プラズマ療法” です。北浦和のスポーツ整体では、今年3月に ”プラズマパルサー” を導入し、”プラズマサロン” の開設を予定しています。

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