スポーツ障害/外傷

北浦和のスポーツ整体。分離症とすべり症。

今日は腰椎分離症、すべり症について…

背骨と背骨をつなげている椎間関節が疲労骨折によって折れて元に戻らなった状態を分離症、折れて椎骨(背骨)が前方へずれてしまった状態をすべり症と言います。

運動部活動をしている中高生に多くみられ、特に野球のバットスイングのように腰を捻る動作やバレーのサーブやスパイクを打つ時のように腰を大きく後ろへ反らすことの多い種目の選手が多いとされ、分離症・すべり症はスポーツと不快関わりがあると言えます。

分離症・すべり症は発症しても必ず痛みが出るわけではありません。骨には痛みを感じ取る感覚神経は存在せず、筋肉や靭帯といった軟部組織に存在します。だから、分離症・すべり症は骨が折れて痛いのではなく、周りの軟部組織に炎症が起こり痛みを感じるのです。

この炎症を抑えることで痛みを改善させることはできますが、一時的に腰の緊張感が取れてもまた痛みが出てきたりします。

分離症・すべり症では腰椎の前弯(腰の反り)が強く、脊柱起立筋をはじめ、腰周りの筋肉の緊張は常に高い状態です。この筋緊張が再び腰の筋肉の痛みを誘発させる理由で、過度な前弯が改善しない限り、分離症・すべり症の症状も改善しにくくなります。

腰椎の前弯を強くする代表的な3つの筋肉… ①脊柱起立筋 ②腰椎から大腿骨に付く大腰筋 ③骨盤の前側から膝下まで延びる大腿直筋

これらの筋肉の緊張が強くなることで前弯が強くなります。

腰椎の前弯を強くさせる原因は他にもあり、それが大臀筋というお尻の筋肉です。この大臀筋は先ほどの大腰筋と大腿直筋のはたらきと拮抗するお尻の大きな筋肉なのですが、大臀筋の機能が衰えると拮抗する力が弱くなり、この2つの筋肉によって腰椎が前側に引っ張られます。

これは骨盤の前と後ろで綱引きして前側が勝っている状態です。これが根本的な原因で、ここに対してアプローチすることで、腰椎分離症・すべり症に対応することができます。

北浦和のスポーツ整体では、根本的な原因を探り機能分解することによって筋肉や骨格の動き方の調整を行ないます。

北浦和のスポーツ整体、カイロのボディブラでは、いつでもクライアントの健康な生活を第一に考え、気になる症状への対処や根本的改善を目指し、効果的な施術を行なっていきます。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP